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京都 法界寺の牛玉宝印[日記] 2013/02/05

杉並から京都へ引っ越したお客様からのいただきもの。
やった!<牛玉根本薬師堂宝印>
いまでも木版手摺りでお配りしているとか。
柳の枝もいっしょです。

親鸞聖人の誕生地でもあるこの法界寺。
日野氏の氏寺でもあるそうです。
平安末の阿弥陀堂に阿弥陀如来像。ともに国宝です。

薬師堂は重文なのですが、明治期に奈良の伝燈寺本堂を移築したもの。
そこで元旦より十四日間修正会がとり行われます。
結願日の1月14日夜に「頂礼(ちょうらい)頂礼(ちょうらい)」と始まるのが
法界寺裸おどり。
牛玉札は本来ここで配られたものなのでしょうか。今は違うようですが。

大判に大きな文字で、牛と玉の字が繋がるところや
寶印をはっきり表すところなど、同じ京都の石清水八幡のものに似ています。

嬉しい頂き物です。
ありがとうございました。